ライフプランニング――これはファイナンシャル・プランナー(FP)の出発点です。将来のライフイベントと収支の見通しを「見える化」することで、いま何をすべきかがわかるようになります。
ライフプランニングって何
ライフプランニングとは、簡単にいえば「人生のどこで、どれくらいのお金が必要か」ってこと。
その「人生(ライフ)」の「計画(プランニング)」は、いったいどうやって立てたらいいのか?って疑問に感じる人も多いかもしれません。
が、実はネットで簡単に調べられるんです。
「ライフプランニング」で検索してみると、熱く語ってくれるサイトがたくさん出てきます。たとえば、「大学の進学費用」とか「住宅購入の初期費用」などは、ざっくりした金額が紹介されています。
その金額と自分の人生を照らし合わせながら、毎年、毎月どれくらい貯めないといけないかなっていうのを考えるがライフプランニングです。そして、そのためのツールとして活用されるのが、ライフイベント表です。
ライフイベント表のすすめ
ライフイベント表とは、自分や家族がこれから経験するであろう主な出来事(イベント)とそのタイミング、必要なお金を一覧にまとめた表のことを指します。
このライフプランニングを自分で考えて、ライフイベント表作ろうとしても、とっても面倒でやる気になれないことがわかります。
そこで今回は、自己流ですがプチライフプランニングとして、大きなお金が必要になる未来を簡単に把握する方法をご紹介したいと思います。
将来の出費タイミング
以下の8つの質問に答えてみてください。中身はシンプルです。
① 結婚はしていますか?
- YES → 次の質問へ
- NO → ④へ進んでください(住宅の予定)
② お子さまはいますか?
小学生あたりから、習い事や塾といった教育関連の出費が段階的に増えていきます。
- YES →小学校に入学するのは、何年後ですか?何年後かをメモしてください。
すでに入学していれば③へ進んでください。 - NO →④へ進んでください(住宅の予定)
③ お子さまの大学入学は、何年後になりますか?
何年後かをメモしてください。
高校は、数年後には無償化されている可能性が高いので、大学入学のみで考えます。
④ 家を買うとすれば、何年後くらいになりそうですか?
何年後かをメモしてください。すでに購入していれば⑤へ進んでください。
⑤ 自動車の買い替えは何年後ですか?
だいたい何年で買い替えとかを今までの傾向から考えてみてください。
10年毎であれば、6年後、16年後・・とメモをお願いします。持ってなければ、⑥へ進んでください。
⑥ あなたが40歳になるのは、何年後ですか?
何年後かをメモしてください。40歳前後で、転職や起業、副業など、新しい選択肢を模索したくなるタイミングです。何かをはじめるための準備はあるに越したことがないです。
⑦ 親が81歳になるのは、何年後ですか?
何年後かをメモしてください。
81歳は男性の健康寿命の平均と言われています(2024年 厚生労働省調べ)。
女性は87歳ですが、最初に来るタイミングとして、一つの目安としておいておきます。
介護や医療など、支援が必要になる可能性を見据えています。
⑧ あなたが65歳になるのは、何年後ですか?
何年後かをメモしてください。年金生活に入るための準備を考えます。
いつに備えるべきなのか?
何年後あたりが多かったでしょうか。
これらの質問に答えると、「何年後あたりにどんなイベントが来るか」が見えてきます。
細かい収支の計算は気にせず、ポイントとなる何年後かというところだけを抜いてイメージできるようにしてあります。そして、いくつかのイベントが同じ時期に重なる可能性がわかります。例えば、「家の購入」と「自動車の買い替え」と、さらに「子供の入学」というように。
複数の出来事(イベント)が集中する年があれば、その年には大きなお金が必要な可能性が高いということになります。なんとなくで考えてみて、イベントが重なりそうだなと気づけることが大事です。
人間は苦しい状況に直面すると楽な方へと考えます。
イベントが集中してお金が足らずに払えないな、と思えば、自動車の買い替えは先送りにしようとか、ローンを組めばいい、と考えることでしょう。
もちろん、それもひとつの選択肢です。ただ、自動車の買い替えでいえば、1~2年程度しかずらせないので、結局のところ近しい年に出費が必要になってくるのが関の山です。
ですので、たとえば、5年後に住宅購入とお子さまの入学がセットになっていれば、そのときに必要な自己資金を5年かけて積み立てていく。10年後にお子さまが大学に入るし、自動車の更新、自分は定年になるのであれば、10年後に向けて資産運用を始める。
というように、簡単にでも逆算して考えることで、ライフプランニングは十分に実践することができます。
この質問で時期が重なる未来がわかったら、その時期に備えたマインドを持ち、XX年後がやばいと心の中で準備しておくことが大切といえます。
まとめ:必要なお金は「何年後」から始まる
まずは「何年後に何があるか」を知ることから始めることが大事です。
必要なお金は、いきなりやってくるわけではありません。準備さえできていれば、それは一つの安心材料になります。
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The Life Event Chart: A Recommended Tool
Here’s an easy way to get a clear picture of when you’ll need large amounts of money in the future.
Timing of Future Expenses
For each relevant item, please note down how many years from now it will occur.
By identifying what kind of events are likely to happen and when, you can spot periods where multiple events may overlap.
- Are you married? If not, skip to question 4.
- Do you have children? If not, skip to question 4.
- How many years from now will your child(ren) enter university?
- If you plan to buy a home, approximately how many years from now might that be?
- When do you expect to replace your car?
- How many years from now will you turn 40?
- How many years from now will your parent(s) turn 81?
- How many years from now will you turn 65?


