家族に考える「おこづかい」の適正額! ~Determining the Right Allowance for Your Family!~

生活
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おこづかいは子どもだけでなく、大人にとっても家計管理の大切なしくみです。
年齢・ライフスタイルに合わせた金額の目安やルールを決めることで、「計画的なお金の使い方」が身につきます。


おこづかいの基本は「収入に対する割合」

大人、つまり働き手の方の無理のない目安として、可処分所得(手取り収入)のおよそ5〜10%程度が「おこづかい(自由に使えるお金)」の範囲といわれています。
生活費を除いた残りから決めてあげます。

約5%の場合は、お昼ごはん代は別、飲み会代は別とか、10%の場合は飲み会代込み、服の購入費混みとか、、などといった感じで、おこづかいがどこまでの範囲で払うべきとするかをまずは決めることが必要です。

  • 例:手取り月収30万円 → おこづかい1.5万〜3万円(大人)
  • 例:手取り月収50万円 → おこづかい2.5万〜5万円(大人)

※夫婦それぞれにおこづかいを設定する場合は「世帯手取り収入×5〜10%」を基準に、2人分に配分。

ここで一番大事なのは、おこづかいが少なすぎて働くことに対するモチベーションが下がらないようにすること。なんのために働いているのか、わからなくなってしまうような金額にしないようにルールを決めることがしくみとしては最も大事だと思います。


年齢別・おこづかいの目安(子ども〜大人)

おこづかいは子どもに対しても、ルールを決めて渡してあげるべきです。

子どもの金額は、子どもの成長段階や大人の収入状況に応じて変わります。一般的な目安として、まず小学生低学年は月に500円〜1,000円程度、高学年はもう少し高めで1,000~2,000円程度が妥当です。お菓子や文房具など、身近な買い物を通して少額でお金の管理を学ばせるためです。

単に定額を渡すだけでなく、家事やお手伝いをしたおこづかいを渡す、少額をプラスするなど、毎日の生活の中で簡単な家事を任せて、経験とともにおこづかいを渡すといった方法も有益です。お金の価値や働くことの意味を、自然に学ばせるきっかけになります。

中学生は2,000円〜5,000円程度が多く、友達との外出や趣味など支出が増える時期に対応します。この時期からは「使い道を自分で考える」といった管理能力が重要になってきます。

高校生になると5,000円〜10,000円程度が一つの目安です。スマホ代や交通費などを含めて渡す場合もあり、金額だけでなく「何に使うか」のルールをより明確にしておくことが大切です。

年齢目安(月額)ポイント
小学生(低学年)500〜1,000円お菓子・文房具など。少額で管理を学ぶ
小学生(高学年)1,000〜2,000円欲しい物のために貯める習慣をつける
中学生2,000〜5,000円友達との外出、趣味が増える時期
高校生5,000〜10,000円スマホ代や交通費など含め管理能力を育てる
大人(単身・既婚問わず)手取りの5〜10%生活費と分け、自由に使える枠を決める


おこづかいは全額使う(大人)

子どもへのおこづかいは、目的があるので、全額使う必要はないと思います。ただし、大人の場合は全額使った方がストレス、メリハリがつくので、決められた分は使うようにすることがいいと思っています

我慢しすぎによる“リバウンド出費”を防げる

おこづかいを無理に残そうとすると、ストレスがたまり、ある日どかっと散財してしまうことがあります。最初から「自由に使える枠は全額使っていい」と決めておくことで、ストレスを減らし、衝動買いを防ぐことができます。

メリハリがつき、生活費・貯蓄と混ざらない

おこづかいは“自由費”と割り切って使い切ることで、生活費や貯蓄と線引きが明確になります。結果として「使うお金」と「貯めるお金」がしっかり分かれ、家計管理がしやすくなります。貯めるお金は使わないようにします。
心理的に「楽しんで使った」という満足感が得られるため、倹約生活を長続きさせやすくできます。

「何に使えば満足するか」が見えてくる

使い切ることで、どの支出が本当に満足感をもたらしているのかがわかります。これを繰り返すことで、自分にとって無駄な出費・価値のある出費を見極める力がつき、結果的に“浪費”を減らすことができます。

  • 先取りで生活費・貯蓄を引いた残りを「おこづかい」で手渡しする
  • 夫婦共働きの場合は「手取りの○%」で合意しておこづかい額を設定
  • 臨時収入(ボーナスなど)は全額貯蓄せず、お楽しみ枠を設ける
  • 家族のライフイベントに合わせ、金額を見直す


変動制・成果制のおこづかいも有効

収入が変動する家庭や、子どもにインセンティブを持たせたい場合は「変動制」も有効です。

  • 基本額+成果ボーナス(テスト結果・手伝いなど)
  • 親の収入連動型(「手取りの1%」など)
  • 特別ボーナス(誕生日・お年玉などで臨時加算)

成果ボーナスは、おこづかいが「努力の結果」と結びつくため、働くことや成果を上げることの大切さを実感できますが、いわゆるご褒美なのでもらえないなら頑張らないという思考にもつながるためおススメはしません。最後の手段にするべきです。

収入連動性や、特別ボーナスは、大人とも同じで、ボーナス期は「臨時おこづかい」としてプチ贅沢に使うなどで、オン/オフのメリハリがつきます。


まとめ:お金の使い方を管理するシステム

おこづかいは、年齢に関係なく「お金の使い方を整えるツール」です。
子どもは金額の大小よりもルールの明確化が大切。

大人は「先取り貯蓄+自由費」のしくみを整えることで、家計全体が健全になります。無理なく設定する。家庭ごとの収入・価値観に応じて柔軟に設定する。そして、定期的に見直すことがポイントです。

An allowance = A system for organizing how money is used

An allowance is a tool for managing how money is used, regardless of age.
For children, clarifying the rules is more important than the amount itself.
For adults, establishing a system of “saving first + discretionary spending” helps keep the household finances healthy.
The key is to set it flexibly according to each family’s income and values, and review it regularly.

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