「最近、電気代が高い…」そんな声をよく聞きます。ですが、ちょっとした工夫で、月に数千円の倹約も夢ではないと思います。
今回は、
- 一般的な家庭の電気代の内訳
- 電気代の計算方法
- 実は電気を多く使っている意外な家電
- エアコンの設定温度を1℃変えるとどうなるのか?
など、実践的な倹約のコツを紹介します!
やや理系的ですが、電気代の仕組みをきちんと理解すれば、どこに手を加えるのが最も効果的かが見えてきます。理屈がわかることで、自然と具体的な倹約行動にもつながると思います。
電気代の内訳を知っていますか?
まずは、家の中で電気が、どこで、どれだけ使われているのかを見てみましょう。一般的な家庭(総務省「家計調査」などをもとにしたデータ)では、以下のような内訳になります。

これを見ると、実に電力使用の約7割を「熱」を扱う加熱/冷却系の電化製品が占めていることがわかります。
熱系家電を10%でも抑えてあげることができれば、月2万円の電気代の家庭で、
2万円 × 10% × 68% = 約1400円
減らすことができることになります。
電気代を抑えるには「熱」を抑えることが最も効果があります。
電気代の計算式とは?
実際に、電気代は以下のように計算されます。
電気代=使用電力量(kWh)×単価(円/kWh)+基本料金+各種手数料
「中学で習ったけど苦手だったな…」という方も多いかもしれません。
が、例えば、電気代をスマホの月額料金に例えてみましょう。
スマホ代には、「基本使用料」「使った分」でざっくり計算されます。
使った分は、動画を長時間見れば高くなり、ちょっと電車の時間を調べる程度ならほとんどかかりません。自分の使う分に合わせて、プランを決めると思います。
電気代も同じで、たくさん使うなら高い基本使用料、少なければ安い基本使用料を設定します。あとは使った分。──そんなイメージです。
具体的に計算すると、1kWhあたり30円と仮定すると…
100W(0.1kW)の機器を10時間使うと:0.1 × 10 = 1kWh
で、30円の電気代がかかるということになります。
具体的な電気代は、契約内容によって異なるので、詳しく知りたいときは、契約している電力会社のHPなどで簡単に調べれるので契約内容から調べてみて頂ければと思います。
加熱系家電は注意!使いすぎないような仕組みに落とす
熱を発する家電製品は、短時間の使用でも電気代が高くなりがちです。
意外と高出力なため、1回の使用でも思った以上に電気代がかかってしまいます。
だからこそ、使用頻度を減らしたり、使用時間を短くしたりすることで、電気代を確実に抑えることができます。これを、しくみにしてあげれば、無理なく電気代を減らすことができます。
ここでひとつ注意するのは、使用量を減らすために我慢をしてはいけないということです。たとえば「寒いけど我慢して暖房をつけない」といった方法では、ストレスがたまりやすく、長続きしません。
大切なのは、同じ機能や快適さを得られるようにしながら、別の手段に置き換えていくことです。そうすれば、無理なく節電を続けることができます。
代表的な家電と使用を減らすしくみ例を一覧にしてみました。細かい内容はまたどこかで紹介したいと思います。
| 家電 | 消費電力(目安) | しくみにする例 |
|---|---|---|
| 電気ストーブ | 1000〜1500W | ・電気ストーブは使わない ・部屋を暖めるときはエアコン ・一人ならば、こたつか毛布 |
| エアコン | 500~1000W (8~10畳) | ・温度を抑えて、サーキュレー ターを併用する |
| ドライヤー | 1200〜1500W | ・バスタオルを吸水性の高い ものに変える ・乾かすのは寝る前(夏) |
| 電子レンジ | 1000W前後 | ・夕食を作るときに次の日の 食材を冷蔵庫解凍する |
| IHクッキングヒーター | 1400W前後 | ・調理中はフタを使う ・鍋底とヒーターサイズを 合わせる |
| 冷蔵庫 | 200~500W | ・小型の冷蔵庫を使う ・設定温度を上げる |
| 電気ケトル 電気ポット | 1200W前後 | ・沸いたら、保温ポットや 魔法瓶に移す |
| 炊飯器 | 200~1300W (保温:約30W) | ・まとめて炊いて保温する |
| オーブントースター | 800~1300W | ・電熱線との距離を近づける |
| コーヒーメーカー | 600~1000W | ・まとめて作り、魔法瓶に移す ・インスタントに変える |
| 電気カーペット 電気こたつ | 200~800W | ・熱くならない温度設定 ・床との間に保温シートを挟む |
エアコン設定温度を1℃変えるとどのくらい違う?
ちなみにですが、表にも書きましたが、いまや夏や冬に欠かせないエアコン。
設定温度をたった1℃変えるだけで、電気代は約10%前後変わると言われています。
- 夏:冷房の設定温度を 26℃→27℃ にすると、約10%の節電
- 冬:暖房の設定温度を 21℃→20℃ にすると、約10%の節電
これだけでも、年間2000円~3000円の効果です。
サーキュレータの併用や、服装(夏は薄着、冬は厚着)を工夫して効果的に使うことが大事です。
まとめ:家電は工夫して電気代を減らす
電気代を抑えるためには、「どこでどれだけ使っているか」を知ることが第一歩です。
とくに、エアコンや加熱家電は意識するだけで大きな効果が出ます。無理なく電気代を減らすために、しくみに落とし込んで、電気代を抑えてみてください。
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- The electricity bill is calculated using the formula:
Electricity Bill = Power Consumption (kWh) × Unit Price (yen/kWh) + Basic Charge + Various Fees
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