家計を見直すとき、まず意識したいのが「買い物の仕方」です。
同じ商品でも、買い方次第で支出は大きく変わります。ここでは、倹約上手が実践している「やるべきこと」と、ついやってしまいがちな「やってはいけないこと」をまとめます。
しくみ化をすると、倹約は勝手にできます。今回の内容はしくみではないかもしれません。ただ、ルール化すれば、買い物のしくみとして当てはめれるのではないでしょうか。
1. やること(Do)
① 買う前に「本当に必要か」を確認する(家具/雑貨/食品)
買う瞬間ではなく、家を出る前やカートに入れる前に一呼吸置きましょう。
「これ、本当に使う?」「家に似た物はない?」と考えるだけでムダ買いが減ります。
☆今すぐ必要か、後でもいいか判断する
急いでいないなら、セールやポイントアップデーまで待つのも選択肢。
「必要」ではなく「欲しい」だけの場合は、数日間あえて寝かせてみると冷静に判断できます。
また、家にあるかをチェックし忘れてしまったときは、次に来た時に買えばいいものくらいのものであれば、一回買うのを保留にしておいて、スマホのメモ帳に書いておきましょう。
☆使用頻度を想像する
週に何回使うのか、1年後も使っているかをイメージします。
「買ったけどほとんど使わなかった」という失敗は、この想像力不足から生まれます。
使用頻度が少ないものについては、代用できるものはないかも考えてみましょう。
ネット、SNSで調べると意外と手短に代替えする方法が出て来ます。
② 価格を比較してから買う(電化製品)
ネット・店舗・複数サイトをチェックし、最安値を確認します。
単価が高いものを購入する場合は、価格比較サイトやアプリの活用は必須です。
少しの手間で数百円〜数千円の差が出ることもあります。
☆主要な価格比較サイトとECを検索する
まずは価格.comなどで複数ショップの一覧・最安値をチェック。EC(Amazon/楽天/Yahoo!ショッピング)も見比べてみましょう。送料、代引き手数料、メーカー保証の有無、返品ポリシー、口コミまで入れて比較するとバッチリです。
☆店頭購入なら値下げ交渉を試す
家電量販店などは「価格相談」「価格交渉」を前提に価格設定している場合があります。ネットの最安値を示しての相談は、うまくいかないことがあります。最安値の値段を頭に入れて、交渉してみましょう。
店頭のメリットは、値引きだけではなく、ネット購入に比べて保証期間が長いことが多いです。購入するもので、価格重視か、保証重視か考えて使い分けをするといいでしょう。
③まとめ買いで単価を下げる(まとめ買い)
トイレットペーパーや洗剤、保存できる食品は、まとめ買いで1個あたりの価格を安くできることがあります。家族や友人とシェアするのも有効です。まとめ買いは、急を要していないことが多いと思いますので、季節の終わりのセールや、特売、ポイントアップの特定日を組み合わせることがおススメです。
☆保管スペースの確保に気をつける
安くても置き場所がなければ生活スペースを圧迫しまう。また置き場所がないと、とりあえずの場所に保管してしまい、保管したことを忘れてまた購入してしまうという負のループが起こりうるので注意が必要です。
☆長期保存できる食品、消耗品、日用品で活用する
使用頻度が高く賞味期限の心配がないものや、定期的に消費するものに対して効果的です。ティッシュの在庫が残り1箱になった。とか、洗剤の詰め替えがなくなったらとか、自分なりにまとめ買いのタイミングを考えておくとよいです。
2. やってはいけないこと(Don’t)
① 店をいつも変える/お店をハシゴする
これは一番伝えたいですが、極力お店はいつものお店にいくようにします。
日本での時給はおよそ時給1100円です。自分の生活も同じ時給1100円の価値で考えましょう。時間や労力を節約する方が、結果的に得になる場合が多いです。また、お店は自分で決めたお気に入り(お得/鮮度/品揃え/品質など)のお店に行くように心がけます。理由は以下です。
☆時間と交通費の無駄
店を移動するたびに交通時間と体力を消耗します。食品や日用品のように価格差が数十円程度の場合、自分の時給1100円とすると、自分の価値+交通費のガソリン分で比較すると完全に見合わないです。
☆決まった商品がない、変わった商品がある
また、スーパーの買い物の場合、広告で安いお店を毎回選ぶとします。狙った商品は安く手にはいりますが、いつもの決まった商品が無い/高いので、結局いつものスーパーへ行く必要があります。また、変わった商品があると、つい余計に買ってしまう可能性があります。
②ポイント、割引のための余計な買い物
「あと〇円でポイント2倍」、「あと〇円で500円引き」…この心理トラップには要注意です。冷静に考えて、追加分の支払い額とそれに対する利益の天秤で本当に得かを考え、ムダになっていないか確認します。
☆ポイント還元率の罠
還元率の低さに気づかず、1%や2%のポイント還元でも、実際に得られる金額はわずかです。
例えば、1000円の買い物で、ポイントが1%➡2%になるとします。実質10円分です。また次回使うと考えると、
1000円(今回)+1000円(次回)-10ポイント=1990円
➡実質995円の支払いが2回分となり、お得度は半減してしまいます。
☆買う前にリスト化
買い物前に本当に必要な物だけを書き出し、リスト以外は極力買わないルールを作ると素晴らしいです。予算内に限定することを習慣化しましょう。「生活のため」ではなく、「ポイントのため」の買い物にならないように気を付けます。
③値段だけで選んで品質を無視する
安物買いの銭失いにならないよう、耐久性や使用頻度も考慮しましょう。特に最近の日本は、コストを抑えるために品質が落ちてきています。耐久性が低いものを買って早々に壊れてしまうと、結局買い直しすることになります。
☆短寿命→買い替えコストが積み上がる
安いものは壊れやすく、買い替えが頻発します。また、動作が遅い・省エネ性能が悪いと、心理的、環境的な見えない負荷がかかります。
☆添加物や塩分・糖分の過剰摂取
安価な食品は保存性や味付けを保つために、食品添加物・塩分・糖分が多めに含まれることが多いです。栄養素の偏りや、高血圧・糖尿病・肥満などの生活習慣病リスクが上昇します。
短期的には「安い食品」で食費が減っても、長期的には医療費や通院時間という健康コストが発生するかもしれません。
まとめ:買い物するときは、一呼吸
倹約は「我慢」よりも「賢い選択」がポイントです。
- やることは「必要性の確認」「価格比較」「まとめ買い」
- やらないことは「決まった店の活用」「ポイント目的の浪費」「品質を無視しない」
この意識を持つだけで、買い物の無駄が減ります。週2回、買い物に行っていたとして、一回200円~300円のムダを抑えられたとすると、2000円くらいの見えない倹約ができていることになります。
自然とお金が貯まる習慣が身につきます。
When Shopping, Take a Moment to Pause
Frugality is less about “enduring” and more about making smart choices.
- Do: Confirm necessity, compare prices, buy in bulk.
- Don’t: Ignore your go-to store, overspend for points, neglect quality.
Simply keeping this mindset will reduce waste in your shopping habits and naturally help you build a savings habit.
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