「毎月の収支がなかなか安定しない」「家計管理をしているのにお金が消えている」
そんな悩み、抱えていませんか?
実は、お金が足りないと感じる原因の多くは、「使い方のバランス」にあります。いくら収入が増えても、配分が偏っていればお金は自然と消えてしまうものです。
この記事では、月収に対する生活費の理想的な割合をもとに、無理なく節約できる工夫や注意点を具体的に紹介します。後半では、見落としがちな特別支出についても考えてみます。
生活費の目安割合(手取り月収ベース)
まずはこちらをご覧ください。以下は、家計の基本バランスとして多くの専門家が推奨する生活費の割合です。月収をバランスよく分配することで、これからの安心できる暮らし見えてきます。
逆に、安定しない方は、このバランスが崩れているか、突発的なお金の支払が常時出ていると考えますが、あくまで目安です。
家によっては、どこを重視するのかで、多少のバランスを変更することは問題ないと思います。100世帯あれば、100通りの考え方があるわけですから、あくまで目安として微調整してもらえばいいと思います。目安は、しくみにしてあげて、パターン化するといいでしょう。
| 支出項目 | 手取り月収に対する目安割合 | 月収20万円の場合の目安 |
|---|---|---|
| 1. 住居費 | 25〜30% | 6.0万円 |
| 2. 食費 | 10〜15% | 2.5万円 |
| 3. 光熱費・通信費 | 5〜10% | 1.5万円 |
| 4. 教育費・保育費 | 5〜10% | 1.5万円 |
| 5. 交通費 | 5〜10% | 1.5万円 |
| 6. 趣味・娯楽 | 5〜10% | 1.5万円 |
| 7. 貯金・投資 | 15〜20% | 3.5万円 |
| 8. その他(医療・保険など) | 5〜10% | 2.0万円 |
月収20万円を具体例にしてみます。
これに対して、月収30万円であれば1.5倍、月収15万円であれば3/4倍にするなどして、考えてみてください。
また、各項目に関して、いくつか別の投稿でも紹介していますので、ご確認頂けるといいと思います。
住居費:25〜30%
家賃や住宅ローンなどは、最も大きな固定支出です。
理想は手取り月収の30%以内に抑えることと言えます。
~倹約ポイント~
- アパートを契約するときは、更新料や管理費込みで総額を比較
2~3件で比べることが、契約をするときの交渉材料にもなるため大事になります - 家賃補助や社宅制度を活用する。会社の福利厚生を確認してみましょう。
- 地域や間取りを少し妥協するだけで、年間数十万円の差が出ることがあります。
希望の地域は高いとか、狭いとか、古いというのがあれば、思い切って前提を
考え直してもいいと思います。 - 住宅ローンは、定期的に世の中の状況を確認するといいでしょう。
これからの住宅ローンは、金利が上がってくるため固定金利が有利といえます。
食費:10〜15%
自炊中心か外食中心かで大きく変動する支出です。
外食が続くとあっという間に15%を超えてしまいます。
外食が好きであれば、一部は娯楽費とする考え方もありだとは思いますが、
月に何度までと目安を決めておくといいでしょう。
~倹約ポイント~
- 週単位のまとめ買いで買いすぎ防止
- 作り置きや冷凍保存で食材ロスをゼロにする
- ポイ活やクーポン活用でお得に買い物をする
光熱費・通信費:5〜10%
電気・ガス・水道代に加えて、スマホ・インターネット料金も含まれます。
地味にかかる支出ですが、見直し効果が大きい項目です。
~倹約ポイント~
- 格安SIMに乗り換えて通信費を半減
- 電気・ガスのセット契約や再エネプランへの切り替え
- 待機電力対策・LED化などで月数百円の節約
教育費・保育費:5〜10%
子どもがいる家庭にとって、長期的に増えていく支出です。子ども手当を活用することや、
子どもの成長に合わせて、増えていくことを念頭に考えておきましょう。
~倹約ポイント~
- 自治体の助成や保育料無償化制度を活用
- 習い事は厳選して「続けられるもの」に絞る
いろいろとやってみて、決めるのでもいいと思います - 高校・大学進学に備えたジュニアNISA、学資保険の活用も視野にいれる
交通費:5〜10%
通学、家族のお出かけなどで必要な支出です。
公共交通機関だけでなく、ガソリン代も含まれます。
~倹約ポイント~
- 通勤定期+ポイント還元ICカードを併用
- 車を所有している場合は「保険・車検・維持費」まで含めて判断する
- 徒歩や自転車での移動も健康と節約に効果的です
趣味・娯楽:5〜10%
ストレス解消や人生の楽しみとして欠かせない支出です。
「使いすぎない仕組み」を自分なりに持つことが大切です。
~倹約ポイント~
- サブスクは本当に使っているものだけに絞る
映画は月に元を取れる本数だけ見るか、地上波だとだめなのか、
何故サブスクを契約しているのかを言えるようにしておくといいです - 公共施設・図書館・無料イベント(お祭り、おでかけ)を活用
- 趣味の支出は「月〇円まで」と上限を決める
貯金・投資:15〜20%
老後資金・教育資金・住宅資金など、「未来の安心」のための支出です。
~倹約ポイント~
- 最初に天引きする「先取り貯金」をルール化する
- つみたてNISAやiDeCoで税制優遇を活用する
- 緊急用と目的別(教育、旅行など)の積み立てを分けて管理する
その他(医療・保険料など):5〜10%
体調不良やケガ、入院、税金など突発的な支出に備える項目です。
~倹約ポイント~
- 保険は「必要最低限」にするために、公的保険+高額療養費制度で保険の必要性を確認
- 医療費控除の対象になる領収書はしっかり保管
- 毎月の想定される出費は、前もって確保しておく
特別支出も忘れずに
上のその他に含まれるかもしれませんが、毎月の支出だけでなく、「不定期に発生する大きな出費」は見落とせません。というか、これを忘れると、ボーナスが丸ごと消えたり、急な出費で赤字になることも出てくるので、ある程度想定が必要です。
- 年払いの保険料
- 帰省・旅行・冠婚葬祭
- 家電の買い替えや修理費
- 子どもの進学費用や制服代
これらを「特別費」として毎月少しずつ積み立てておくと、支出がブレにくくなります。
まとめ:割合を意識して「見える化」しよう!
お金の不安は、「何にどれだけ使っているのか」が見えないことから生まれます。家計簿をつけることは大事ですが、支出の目安の割合を自分の家計を当てはめてみることも大事です。
📌「住居費が高すぎる?」「趣味費がかさんでる?」「貯金がゼロ…?」
そんな気づきから、次の行動が生まれます。毎月の家計簿が苦手でも大丈夫です。
割合を意識するだけで、自然とバランスのよいお金の使い方が身につくと思います。
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Guideline Percentages for Living Expenses (Based on Take-Home Monthly Income)
This represents the basic balance of household expenses. However, it’s perfectly fine to adjust the proportions slightly depending on which areas you prioritize.
| Expense Category | Recommended % of Take-Home Income | Example (¥200,000/month) |
|---|---|---|
| 1. Housing | 25–30% | ¥60,000 |
| 2. Food | 10–15% | ¥25,000 |
| 3. Utilities & Communication | 5–10% | ¥15,000 |
| 4. Education & Childcare | 5–10% | ¥15,000 |
| 5. Transportation | 5–10% | ¥15,000 |
| 6. Hobbies & Entertainment | 5–10% | ¥15,000 |
| 7. Savings & Investments | 15–20% | ¥35,000 |
| 8. Other (Medical, Insurance, etc.) | 5–10% | ¥20,000 |
Don’t forget to account for special or occasional expenses as well.
It’s important not to overlook large, irregular expenses that don’t occur every month.


